勝満寺様 2019年度 総永代経法要のご案内

2019年度 東陵山勝満寺 総永代経法要(門信徒総追悼法要)

永代経法要は、門信徒の方々によるご懇念によって、ご本山やお寺が護持され、お念仏のみ教えが永代に受け継がれていく法要であります。それは、いのちを恵まれた私たちが、法要をご縁として、仏恩報謝の心を表すことであり、その心はやがて子や孫に受け継がれ、み教えを聞き広めるご縁となります。ご法義を大切にされる方々の思いが、永代経法要であるとも申せるのです。

日々ご尽力頂いている全門信徒の方皆様合同で、亡き人の“その後”を総じて、門信徒皆様と合同でお勤めする法要が総永代経法要です。

本願寺の法要慣例に倣い、当山におきましても、今年度より「総永代経法要」を勤修することとなりました。「総」永代経法要とは、永代経をあげていただいた方が対象なのは勿論の事ですが、「総永代経」とは、ご往生なされた大切なご先祖・先達方から仏縁頂かれ、門信徒として護寺して頂いている全門信徒の方が対象となる法要です。決して、他人事の法要ではありません。先立たれた故人を、皆で一緒に偲ばせていただきつつ、仏法を聞かせて頂くという大切な法要のご縁です。

昨年は眞光寺永代経法要にて、高島組初、滋賀教区でも珍しい、「若手僧侶による布教大会」を実施いたしました。若手の法話が聞ける、難しい言葉を使わずに仏様の話が聞けたなどと、大変好評でしたので、今回は、勝満寺での総永代経法要を記念して、「若手僧侶による布教大会」を実施いたします。副住職が代表、若坊守も所属している「京都若手僧侶法話勉強会 こんぱす」より、3人の若き僧侶がご法話をさせて頂きます。今回、「こんぱす」としては、第15回目の布教大会となります。若手僧侶、若手布教使のお話がまとめて聞け、直接触れ合えるという機会は、中々ございません。

門信徒以外の方、一般の方もぜひ気軽にお聴聞ください。お寺は、どなたも受け入れるかけがえのない仏さまとのご縁の居場所です!

 ------------------- 記  -------------------

日時 :2019(令和元)年6月22日(土)14:30より

お勤め:『仏説阿弥陀経』(参拝者焼香)

法話 :1座2席

臨床宗教師   小川 義徳(岐阜教区長良組覚願寺)15分

本願寺派布教使 桐原 俊哉(大阪教区島下組西福寺)25分

休憩

本願寺派布教使 熊谷 公証(佐賀教区佐賀組願正寺)35分

場所 :勝満寺(安曇川町南市田中) ※駐車場数台有り

PDFチラシ:2019年度 東陵山勝満寺 総永代経法要(門信徒総追悼法要)


【京都若手僧侶法話勉強会こんぱす とは】

「京都若手僧侶法話勉強会 こんぱす」は、関西を中心に日々お互いに研鑽を積んでいる若手僧侶が、現代に適した平易な言葉で老若男女に伝わる法話をすることを目指して、学びを深めている勉強会で、当寺副住職が代表(主宰)を務めています。

現在、若手僧侶が法話させていただく機会は、多くはありません。そうした現状から、経験を重ねる機会が欲しいという若手僧侶の思いをもとに、布教使を中心に「ともに学ぶ」という場を築きあげてきました。普段の勉強会では、全員が話せる機会がある3分間の「感話」から始まり、あらかじめ決めた法話者の実演、布教使を含めた全員からの講評、和讃の講読、専門用語を分かりやすく伝えるためのワークショップなどを行っています。

また、法話研鑽に加え、現在の様々な苦悩に応えていくため、実習や体験学習(ロールプレイ)などを通して、社会に求められる僧侶のあり方を共に深め、実践的な活動も行っており、現代社会で求められる苦悩に寄り添う僧侶のあり方をともに深め、宗教実践・社会実践に活かそうと活動している団体です。この勉強会の特徴は、京都にある様々な宗門機関より人が集まっているところです。この繋がりの多さと、あらゆる方面の方々との情報共有及び、研鑽活動はこの勉強会の強みでもあります。私たちはその実践の場として、布教大会、並びご門徒の方々との茶話会を実施しております。