01.はじめに

私たちの浄土真宗本願寺派で定められた『葬儀規範』には、「葬儀は個人に対する追善回向の仏事や、単なる告別の式ではなく、遺族・親族・知人・友人が相集い、故人を追慕しながら、人生無常のことわりを聞法して、仏縁を深める報謝の仏事である」と述べられています。

 身近な人の死は、私たちの心を揺さぶり、今の日常が永遠に続くかのように錯覚して暮らしている私たちに「やがて死んでいく身を、どう引き受けていくのか」と問いかけています。「葬儀を勤める」ということは、そのような問いかけを、私たち一人ひとりが、自分自身の問題として受けとめていくことです。また、葬儀を勤める上では、世間一般の俗信や迷信にも惑わされないように心がけねばなりません。

 このような意味で、浄土真宗門徒にふさわしい仏縁を深める葬儀を行っていただきたいとの願いを込めて、2007平成19年3月に高島組「葬儀のあり方研究会」の作成した冊子をこのwebサイトに掲載します。活用してくださることを願っています。

※2007平成19年3月発行の冊子を掲載にあたり、一部体裁をwebにあったものに変更しています。

当時の冊子はこちらからダウンロードしてください。

【高島組】葬儀のしおり2007.pdf

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