12.以後の法要
【月参り】
- 故人の毎月の命日に住職にお参りしてもらって勤める仏事を「月参り(つきまいり)」と言います。「月忌参り(がっきまいり)」とも「逮夜参り(たいやまいり)」とも言うことがあります。
- 花を立てかえ、お仏飯をお供えし、お菓子や季節の果物など、心づくしのお供えをします。
- 家族そろってお参りするようにしましょう。
【祥月命日(しょうつきめいにち)】
- 毎年一度おとずれる故人の命日のことを祥月命日と言います。月参りをしてもらわない場合、祥月命日に住職にお参りしてもらいます。
- お内仏の荘厳は月参りと同じです。
- 家族そろってお参りするようにしましょう。
【年回法要(ねんかいほうよう)】
一般的な年回法要
年回法要 | 命日から |
一周忌(いっしゅうき) | 1年後 |
三回忌 | 2年後 |
七回忌 | 6年後 |
十三回忌 | 12年後 |
十七回忌 | 16年後 |
二十五回忌 | 24年後 |
三十三回忌 | 32年後 |
五十回忌 | 49年後 |
百回忌 | 99年後 |
- 二十五回忌にかわり、二十三回忌と二十七回忌を勤めるところもあります。
- このほかに、三十七回忌を勤めるところもあります。
- 百回忌以後は50年ごとに勤めます。
- 年回法要は、命日のその日に勤めるのが基本ですが、参詣する人が集まりやすいように、命日に近い休日に勤めることが多くなっています。
- 法事の日程は、よく「命日を過ぎてはいけない」と言われますが、日を遅らせると粗略なイメージがあるからでしょう。多くの方がお参りできるようにと考えれば、日程は命日を過ぎても構いません。