令和元年度「高島組講釈」の中止について

慈光照護のもとご健勝にてお念仏ご相続のこととお慶び申し上げます。平素は組の運営に格別のご協力をたわまり厚く御礼申し上げます。

さて、ご承知のように新型コロナウイルス感染症により、学校の一斉休校、各種行事の開催自粛等、生活全般に大きな影響が出ております。政府専門家会議は2月24日、「1、2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際」との見解を発表し、行事等の自粛を呼びかけました。また、2週間後の3月9日、「当面、感染者の増加傾向が続くと予想され、警戒を緩めることはできない」と、イベント自粛など現行の対策を引き続き求めています。

組執行部としましては、なんとか講釈を開講できないものかと状況を注視しておりましたが、状況は改善することなく、講釈の予定日も近づいてまいりましたので、3月5日に会所住職と主事、3月10日に発起組北組と講釈開講の可否について協議をいたしました。その後、本来ならば臨時組会を開催してご協議をいただくべきかと存じますが、大人数の集会を開催するのははばかられる時期であり、やむなく組執行部の責任において、「本年度講釈を中止する」との決定をさせていただきました。いろいろとご意見もあろうかと存じますが、このような時期であり組執行部の決定をご了承いただきますようお願い申し上げます。

つきましては、ご提示いただいている「講釈」のポスターは取り外していただきますようお願いします。また、ご門徒の皆様へ「講釈中止」をご周知いただきますようお願いします。

なお、本年度の「第195回高島組講釈」は「会所 妙敬寺、御講師 白川晴顕師、新型コロナウイルス感染症のため休講」という内容で記録に残し、次回・第196回以降は現行の順番通りに会所をまわしていきたいと存じますので、併せてご了承をお願いします。

以上、講釈も間近に控えての突然の連絡で、まことに恐縮に存じますが、事情ご賢察の上、なにとぞご理解とご了承をいただきますよう重ねてよろしくお願い申し上げます。